ミロは時々怖いと思う。自分の事を自分より解かってる気がする。
きっと思ったままを口にしている分、そう感じる。
「それに小さな空間の方が一緒にいる感じがして、俺好きだよ」
「・・・そうだな」
こんなミロだから好きなのだ。
そして、一歩ホテルへと踏み込む前に、ミロはカミュの耳元で囁いた。
「だからさカミュv今夜は一緒にお風呂はいろうよ。
ここの部屋風呂、パンフで見たけどすっげ〜きれいで照明も案外豪華なんだ。」
『ミロ・・・!!』
先程からのモーションのジャブについに耐えかねて、カミュは思わず赤面した。