「わが師・・いえ教皇の命令では仕方ありません」
子羊はあきらめモードでつぶやきます。
「でもかくし芸なんて俺らには難しい事じゃないだろ、要は通常では出来ない事すりゃいいんだし」
獅子は相変らず楽観的です。
「そうそう。俺たちが普段してる事はかくし芸以上だろ」
蠍も同意します。
「これだから相変らずなお馬鹿ドモは困るな」
乙女も相変らずです。
「何だよ!どこが違うんだよ!」
「あ、シャカは目開けりゃイイんじゃねーの、普段は閉じてるんだし、まさにかくし芸じゃん(笑)」
リアとミロの答えにカミュが言います。
「私達の通常行為は世間にとっては特別だが、披露する相手はアノ教皇なんだぞ。別に技をくり出せと言ってる訳ではあるまい。」
何だかんだ言いつつカミュは教皇を把握しています。
「ま、ミロの特技なんてカミュを追いかける事くらいだし」
「アフロディーテ!!」
「そんなんでいいのか?」
2人の正反対なリアクションにアフロは楽しそうです。
「せいぜい考えておくんだな。しかし今回は夏休みの宿題より難しいかもしれないぞ」
「そんなぁ〜!!」
シュラの言葉にリアはヘコみます。
「まあ俺の特技を見て驚くなよ、フフフフ」
何故か蟹は余裕の表情で帰っていきました。
書いてる本人も呆れつつ続く・・・。
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